農学部で開設している「不二製油グループ本社『食の創造』講座」の研究報告会が、4月21日に阿見キャンパスで行われました。
不二製油グループは、植物性油脂、業務用チョコレート、乳化?発酵素材、大豆加工素材の4事業を軸とした食品素材の開発、生産、販売をグローバル規模で展開している企業です。茨城県内にも工場や研究所を有しています。
不二製油グループ本社と茨城大学との間では、農学部の中村彰宏教授が、茨城大学で教育?研究に携わる傍ら不二製油グループ本社でも業務に従事するという「クロスアポイントメント制度」を活用した交流を、2018年より進めており、さらに2021年4月には「不二製油グループ本社『食の創造』講座」という連携講座も茨城大学大学院農学研究科に開設されました。この講座では、産学連携による共同研究や人材育成の推進を図り、不二製油グループ本社から派遣された客員教授が中村教授と一緒に学生の指導や自身の研究を行っています。
今回行われたのは本連携講座として初の研究報告会で、中村教授の他、大学院農学研究科修士課程1年の菊池真由さん、連携講座の佐本将彦客員教授が昨年度末時点での研究成果を報告しました。当日は宮口右二学部