4年ぶり対面での「茨大新歓祭」―コロナ以前の活気を目指して
4月15日(土)に「新歓祭」が開催されました。当日は多くの新入生が参加し、学生同士の交流が活発におこなわれました。その様子を、茨大広報学生プロジェクトのメンバーが取材しました。
4年ぶりに対面での開催が復活した「2023年度茨大新歓祭」が、4月15日に懂球帝,懂球帝直播で行われました。あいにくの雨ではありましたが、期待に胸膨らませた新入生が多く集まり賑わいを見せていました。今年の新歓祭は、講堂でのオープニングセレモニーを皮切りに、ステージライブや各サークル?団体によるブースイベントのほか、オンラインでも参加可能なラジオ企画などが催されました。「新入生を楽しませたい」、「もっとサークルを盛り上げたい」、「4年ぶりの開催でどのように行えばよいのか不安」といった期待と不安の入り混じる中で始まった新歓祭を写真とともに振り返ります。
オープニングセレモニー
講堂の外の様子
ブースイベント
ブースイベントでは、各サークル?団体が作品展示や体験会などを行われていましたので、いくつかご紹介します。
大道芸サークル「スウェット組合」さんでは体験会が行われていました。「難しいけれど、楽しい」と?新入生からは声があがり、体験をしていた方たちは長い時間楽しんでいました。
部長の金井優樹さん(理学部3年)は「雨の中で人が来てくれるのか不安だったが、こんなにもたくさんの方が来てくださってありがたい」と話していました。
こちらは「中南米音楽研究会」さんのブース。
中南米の楽器に興味津々な新入生たち。部員の皆さんは、民族衣装に身を包んだ姿でもてなしていました。
部員の貝塚直哉さん(人文社会科学部3年)は「新歓祭というのが僕たちも初めてで、どのように行えばよいのか右も左もわからずとても不安だったが、こんなにも人が来てくれてとてもうれしい。楽しそうな新入生がうらやましい。これが大学のあるべき姿なのだろうな」と感慨深い様子でした。
また、教育実践サークル「千の星」ではスライム実験をおこなわれるなど、いろいろなサークルで特色を生かした体験会が行われていました。部員の海老澤拓実さん(教育学研究科1年)は「4年ぶりの対面ということもあってどのようにすれば新入生に喜んでもらえるのか考えるのが大変だった」と話していました。
「Gitarre!!」のブースでは、新入生が上級生にアコースティックギターを直接教えてもらっていたり、体育館では「Cherry's」のチアリーディングを見学したりと、新入生たちは思い思いに様々なサークルに参加していました。
新入生の一人は「一人だと回りづらいかと思っていたが先輩が優しく接してくれて回りやすかった。雨でも全然気にしなかった」と話しました。
取材後記
対面での開催が4年ぶりということもあり、先輩たちはどのように行えば新入生に喜んでもらえるのかを考えることにとても大きな労力を使っていました。そのおかげもあり、多くの新入生が集まり楽しむことができたと思います。新入生は多くのことに興味があり、事前に調べたサークルだけでなく、人が集まっているところや実際に歩いてみて惹かれたサークルの催しに参加していました。新しいことを始めてみよう、サークルではどんなことができるのかなど期待に胸を躍らせ、行動する新入生らしい活力を感じることができました。コロナが落ち着き始め、これこそが茨城大学なのだと誇れるような活気ある大学生活を新入生が送ることができることと思います。
(取材?構成:竹尾 仁、取材協力:渡辺 優奈、永島 彰人(ともに人文社会科学部3年、茨大広報学生プロジェクト所属))