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県内の戦争遺跡を紹介するDVD 歴史学ぶ学生たちが取材?制作
上映会&ミニシンポを8/9(水)14時より茨城大学懂球帝,懂球帝直播で開催

 茨城大学人文社会科学部日本近現代史ゼミ(担当:佐々木啓准教授)は、89日(水)14時より、茨城大学懂球帝,懂球帝直播図書館3階ライブラリーホールにて、「『茨城の戦争遺跡~身近に残る戦争の記憶~』DVD完成記念上映会+ミニシンポジウム」を開催します。

戦争遺構DVD

 このイベントでは、茨城大学人文社会科学部日本近現代史ゼミのメンバーたちが茨城県ピースアクション実行委員会との連携のもと制作を手がけたDVD「茨城の戦争遺跡~身近に残る戦争の記憶~」の完成(今年3月)を記念し、その上映会を行うとともに、「戦争の記憶をどうつないでいくか」をテーマとしたパネルディスカッションを行います。

 DVDは、主に茨城県内の小中高等学校の子どもたちを対象に、身近な戦争遺跡について関心をもってもらえるような映像をつくるという趣旨で企画。第1章「県内につくられた軍事基地」、第2章「ひろがる戦争動員」、第3章「特攻」、第4章「空襲の惨禍」、第5章「平和を願って」という全5章で構成されています。
 同ゼミの学生たちは、阿見町の霞ケ浦海軍航空隊基地跡、水戸市の内原郷土史義勇軍資料館、日立鉱山での採掘部門の厳しい労働に朝鮮人や中国人が動員された歴史を伝え継ぐ石碑、北茨城市の風船爆弾の放球台跡などを取材し、ナレーション台本の制作や出演も自分たちで手がけ、映像制作業者によるドローンでの撮影なども取り入れながら、約30分の映像を完成させました。
 完成したDVDは県内の学校に配布されたものの、これまで一般上映の機会はなかったことから、今回はその初めての機会となります。

MicrosoftTeams-image (1).jpgのサムネイル画像

 パネルディスカッションは、制作を手がけた学部4年?大学院修士1年の学生たちと佐々木啓准教授、茨城県ピースアクション実行委員会のメンバーが登壇し、「なぜ戦争の記憶をつなぐ必要があるのか」「戦争の記憶をつないでいくためにできることとは何か」「戦争遺跡を紹介することの意義」といった切り口で議論を展開する予定です。

「茨城の戦争遺跡~身近に残る戦争の記憶」DVD完成記念上映会+ミニシンポジウム

日時:202389日(水)14:0015:40
会場:茨城大学懂球帝,懂球帝直播(水戸市文京2-1-1)図書館3階ライブラリーホール
主催:茨城大学人文社会科学部日本近現代史ゼミ 
協力:ピースアクション実行委員会
対象:どなたでも(無料?申込不要)

プログラム:
14:00 開会のあいさつ/経緯の説明(佐々木 啓 准教授)
14:05 映像についての解説(学生)
14:20 動画上映
14:55 休憩?会場設営
15:05 パネルディスカッション――戦争の記憶をどうつないでいくか
15:35 閉会のあいさつ(佐々木 啓 准教授)