今年10月に始まったイスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突は、世界に大きな衝撃を与えました。双方に多くの犠牲者を出す事態となっており、とりわけパレスチナ自治区のガザでは、子どもや女性を多く含む2万人もの方たちが亡くなり、人道危機はきわめて深刻な状況です。
そうした中、茨城大学人文社会科学部市民共創センターは、12月22日、パレスチナでの支援活動に従事してきた山村順子さんをゲストに迎え、「パレスチナ人道危機の現状と現地の人々の声」と題した講演会を開催。学生や教職員、一般市民の方など約150人が会場に駆けつけ、現地の状況を知る山村さんの話に耳を傾けました。参加した学生からは具体的な支援の行動を起こしたいという声も上がりました。
この講演会を企画したのは、人文社会科学部の長田華子准教授、蓮井誠一郎教授、付月准教授、佐々木啓教授です。当日進行を務めた長田准