人社?村上ゼミ生と行方市「なめテレ」がコラボレーション
朗読ドラマ2024 制作決定!
人文社会科学部?村上信夫特任教授(メディア社会学)と村上ゼミ(X:@murakamizemi)所属の学生が、行方市運営のエリア放送局「なめがたエリアテレビ(通称なめテレ)」と共同制作する朗読ドラマについて、第5弾となる「明日への道~霞ヶ浦タンデム 100 キロレース~(仮)」の制作が決まりました。現在、ドラマに出演する「市民俳優」を募集中です。
村上ゼミとなめテレ
「なめテレ」は、行方市が2011年3月11日の東日本大震災を受けて防災無線の補充ツールとして整備を進め、2016年10月に開局したエリア放送です。村上特任教授は、開局当時から市民向けの講座等への協力をしてきました。開局の翌年2017年に、なめテレ側から村上ゼミとの共同制作についての相談があり、市民参加型のCM制作の取り組みがスタート。評判を呼び、プロジェクトは順調に進んでいました。
ところが、懂球帝,懂球帝直播感染症の影響により、従来のようなプロジェクトの進め方では継続が難しくなり、2021年からは朗読ドラマ制作へと企画を転換し、活動することにしました。企画から脚本、演出、完成までゼミ生が制作し、2023年11月までに4つの作品が生み出されました。
第4弾『神々の湖(うみ)』本番収録中の記念撮影
今回で第5弾!市民俳優オーディションの開始
今回は、第5弾となる「明日への道~霞ヶ浦タンデム100キロレース~(仮題)」の制作が決定。脚本?演出は村上ゼミ3 年生、監修は「世にも奇妙な物語」「幽玄朗読舞KANAWA」シリーズなど、ドラマや舞台などを手掛ける放送作家でもある村上特任教授です。
ドラマのあらすじは、自転車競技で五輪金メダル確実といわれた主人公が、半身不随となりながらも、再起して競技に挑むというもので、実話を元に構成されたそうです。
そして、この朗読ドラマに出演する「市民俳優」のオーディションが、今回も実施されます。「市民俳優」の公募の背景には、CM制作の取り組みのときから大事にしてきた「市民参加型」への想いが込められています。応募方法詳細は、行方市のホームページでご確認いただけます。
本作のプロデューサーを務めるゼミ生の柿岡美結さん(3年生)は、「行方市に近い鹿嶋市出身ですが、何度も行方に通ううちに、知らなかった行方の魅力にすっかりとりつかれています。美しい自然と視聴者の皆さんに勇気とエネルギーを感じる作品にしたいと、脚本の小山慧菜(愛媛県出身)と共に頑張っています。 市民俳優とは、市民の皆さんが主人公という意味を込め、村上先生が作ったコトバです。市民がつくる市民のドラマ、ぜひ一緒につくりませんか!」と呼びかけています。