推進室について
ダイバーシティ推進室は、平成28年4月に男女共同参画推進室を改称して開設されました。同年に採択された文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」を中心に、令和3年度の事業終了まで推進していました。事業終了後も引き続き、お互いの個性が尊重されて、学生?教職員それぞれの能力が十分に活かされる、ダイバーシティ環境が整っている大学づくりを進めています。
ダイバーシティ推進室では主に以下の取り組みを実施しています
学内外の意識啓発
ワーク?ライフ?バランス(仕事と子育て?介護の両立)についての情報提供を行う相談窓口を設置、ニュースレターの発行、 シンポジウムや講演会?セミナーの実施等、学内外の意識啓発にも積極的に取り組んでいます。
ワーク?ライフ?バランス環境整備
教職員のワーク?ライフ?バランスを支援するため、出産?育児?介護等のライフイベントに直面している研究者への研究支援員配置、ライフイベントによる研究中断から復帰した研究者を対象とする研究復帰支援費助成、入試用務で出勤する教職員対象の臨時託児所開設等に取組んでいます。
研究力向上と女性リーダー育成
女性研究者の研究力を向上させて、将来の本学を担うリーダーへの成長につなげるため、優秀な女性研究者の顕彰、研究費の助成(女性エンパワーメント支援制度)、女性研究者を対象とするセミナー等を実施しています。
次世代育成
キャリア形成やワーク?ライフ?バランスについての理解を深めるため、企業や行政機関で活躍するOGや女性研究者が実体験を語る講演会等や理系分野への女子高校生の進学を促すために、オープンキャンパスでの理系学部の女性教員や女子学生による相談会を開催しています。
多様性の尊重(LGBTQ+)
多様性を認識し、偏見や差別、ハラスメントのない、本学を構成するすべての人が尊重し支え合い、それぞれが力を発揮できる教育機関であることを目指し、その環境づくりに取り組んでいます。
茨城大学におけるダイバーシティ推進に関する方針?計画
- 茨城大学男女共同参画推進宣言
- 茨城大学男女共同参画推進 基本方針
- 次世代育成支援対策推進法及び女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく行動計画(令和4年2月24日策定)
- 茨城大学における多様な性的指向と性自認等を尊重する基本理念?基本方針と対応ガイドライン(日本語)(懂球帝,懂球帝直播)
組織体制
全学推進体制
ダイバーシティ推進室ロゴマークについて
平成29年1月にダイバーシティ推進室の取組みに対する学内での理解と参加を広げることを目的に、公募を行い、応募総数117点の中から田邉悠果さん〈教育学部2年 (当時)〉の案を選出しました。
製作意図
二人の人間が重なり合っている様子を円を用いてシンプルに表しました。あえて固定観念(男らしい、女らしいなど)にとらわれない色使いにしました。中央で重なる二本の曲線はそれぞれ円の一部です。それによって、性別の垣根をこえた関わりへの願いを表現しています。